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SMILでいこう
再生領域を重ねてレイアウトする
ヘッダーパートでレイアウトを指定した再生領域を重ねる場合、z-indexという属性を使用して
全体に表示する領域を指定することが可能となる。
つまり、再生プレーヤーの中に複数のパーツをレイヤーのように重ねて表示できるということだ。
この機能を使うと、見栄えの良いレイアウトが自由に設定できるようになる。

背景のイメージファイルにビデオクリップとバナー画像を表示

z-indexを指定する場合、数値が小さい領域が常に背景となる点に注意が必要だ。
例えば、z-indexを"0"に指定した場合には、"2"や"5"に指定した領域の背面となる。
"2"の領域は"0"の領域の前面になり、"5"の領域の背面となる。


z-index属性によるsmilソース

この場合、pix_regionの領域は、z-index="1"、video_regionの領域はz-index="2"なので、
video_region領域のバック画像としてpix_regionが表示される。
また、pix_regionにはイメージファイルを指定しているので、背景がこのイメージファイルとした
プレゼンテーションとなる。

アンカー
SMILには、コンテンツにハイパーリンクを組みこむ機能が用意されているので、 別のSMIL
ファイルへのリンクを張れば再生中のプレゼンテーションから別の プレゼンテーションへ
スキップすることが可能となる。 また、httpプロトコルのリンクも埋め込むことができるので
ホームページと連動させることもできる。
記述は、SMIL上で<img src.../>あるいは<video src=.../>タグを<a href=...>...</a>
タグで括れば、その素材全体がリンクオブジェクトになる。
例:
<a href=http://www.smi.co.jp/ show="new">
<video src="video.rm" region="video_region"/></a>


また、ビデオやイメージの一部分または一場面にリンクを設置したい場合は、<anchor>タグ
を使用する。
<anchor>タグはメディアソース内に記述し、メディアソース内ではクロージングスラッシュで
閉じることができないので、ソースタグに続く<anchor>タグでは</video>のようなクロージングタグで閉じるようにする。
<video src="video.rm" region="video_region">
<anchor href="rtsp://realserver.smi.co.jp/video2.rm"/>
</video>

座標空間の指定
<anchor>タグのcoords属性で、矩形の空間座標の指定ができる。
指定はピクセルまたはパーセンテージでメディアソースクリップの左上端からの矩形オフセットを指定する。
リンクの空間座標は、次の順番で指定していく。
1.左側のピクセル数あるいはパーセンテージ
2.上部のピクセル数あるいはパーセンテージ
3.右側のピクセル数あるいはパーセンテージ
4.下部のピクセル数あるいはパーセンテージ


領域の設定例

<video src="video.rm" region="video_region">
<abchor href="rtsp://realserver.smi.co.jp/" coord="20,40,80,120"/>
</video>

時間軸の設定
beginとend属性を使用して、リンクが有効な時間を設定することができる。
時間属性を指定しない場合には画面上にソースクリップが表示されている間リンクが有効となる。
例えば、2種類のリンクを指定し最初のリンクは再生後5秒間有効、2番目のリンクはその5秒後に有効にする場合は、次のような記述をする。

<video src="video.rm" region="video_region">
<anchor href="rtsp://realserver.smi.co.jp/video2.rm" bigin="0s" end="5s"/>
<anchor href="rtsp://realserver.smi.co.jp/video3.rm" bigin="5s" end="10s"/>
</video>

SMILの有効活用
一般的にストリーミングを「ストリーミング=動画」と認識している人達も多いだろう。
動画=ビデオという図式も当てはまるが、このような図式でストリーミングを考えると非常に
専門的な知識や道具(機材)が必要となり、ストリーミング=敷居が高いという極論もでてくる。
しかし、SMIL作成で最も簡単で効果的な手法である「RealPix+RealText」を作成すれば、意外と簡単に、しかも高品位なストリーミングコンテンツが実現できる。
BGMやナレーションによるRealMediaファイルを付加させれば、ナレーションが入ったプレゼンテーションが簡単に作成できる。
また、RealPixだけのコンテンツであれば、単なるスライドショーだけの表現となるが、字幕やロールクレジット、BGM、ナレーションを付加させることにより絵本、紙芝居ともなる。
WebページにFlashアニメーションを取り入れることができるのであれば、フルアニメーションのコンテンツが作成可能となるため、製品広告やトレーニングコンテンツなどの用途に用いれば高画質なストリーミングアニメーションが実現可能となる。

このように、ストリーミングコンテンツの特性として高画質な動画(ビデオ)の実現を目指すのであれば動画ストリーミングは不可欠となるが、実写はあまり必要でないとするならばビデオ以外
のメディアを統合したSMILコンテンツを作成したほうがWeb上でのストリーミングコンテンツとして適しているといえるであろう。


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