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RealTextの構成
RealTextの構成と基本的な記述は、<window>・・・</window>タグで括りヘッダー部分と
ボディ部分とで構成される。

RealTextの記述例

ヘッダーパートの解説
RealTextのヘッダーパートとなる<window>タグでは、ウィンドウのタイプを決定したり
ウィンドウの幅や高さなどの属性を指定する。
属性を指定しなかった場合は、デフォルトの値が適用されるため必須項目ではない。
代表的な属性とその説明をしておこう。

type:ウィンドウのタイプを指定 [デフォルト値はgeneric]
ウィンドウタイプには、以下の5種類がある。
Generic
Tickertape
Marquee
Scrollingnews
Teleprompter

duration:プレゼンテーション全体の長さを指定 [デフォルト値は60秒]
入力する値は、秒かdd:hh:mm:ss.xyzで指定する。
このフォーマットでは、ddに日、hhに時間、mmに分、ssに秒、xyzに1/1000秒を入力し、
ss(秒)は必ず入力しないといけない。
但し、値が少数点を含まない場合は最後のフィールドが秒とみなされる。
例:duration="1:30" は、1分30秒とみなされる。
  duration="1:30:00"は、1時間30分とみなされる。

bgcolor:ウィンドウの背景色を指定 [デフォルト値は白。tickertapeでは黒]
例えば、背景色をブルーにする場合は、bgcolor="blue" または bgcolor="#0000ff"

width:ウィンドウの幅をピクセル数で指定
[デフォルト値は320ピクセル。ticketapeとmarqueeタイプでは500ピクセル]
SMILレイアウトで再生領域の幅を指定すると、このRealTextで指定した幅は無効となる。
ただし、ワードラップがオンになっている場合におり返す行の長さは、ここで指定した幅となる。
また、テキストのセンタリングはSMILファイルで記述された領域幅に対応する。
例:ウィンドウ幅を400ピクセルに指定する場合は width="400"

hight:ウィンドウの高さを指定
[デフォルト値は180ピクセル。ticketapeとmarqueeタイプでは30ピクセル]
SMILのレイアウトタグで再生領域の高さを指定すると、この属性指定は無効となります。
例:ウィンドウの高さを115ピクセルに指定する場合は、hight="115"

wordwrap:ワードラップを指定
[デフォルト値はtrue。ticketape、marqueeのようにテキストが横に移動するタイプでは関係ない]
オンの場合はtrue、オフの場合はfalseを入力する。
指定した幅よりも長い文字列を入力した場合、ワードラップがオンになっていると次の行へおり
返され、オフの場合は切れてしまう。
例:ワードラップをオンにする場合は、wordwrap="true" 

scrollrate:テキストが1秒間で垂直方向に移動するピクセル数を指定
[デフォルト値は0ピクセル。
scrollingnewsタイプでは10ピクセル、ticketape、marqueeタイプでは無効となる]
例:テキストを1秒間で垂直方向に10ピクセル移動させる場合は、scrollrate="10"

crawlrate:テキストが1秒間で水平方向に移動するピクセル数を指定
[デフォルト値は0ピクセル。icketape、marqueeタイプでは20ピクセル]
例:テキストを1秒間で水平方向に10ピクセル移動させる場合は、crawlrate="10"

link:ハイパーリンクの色を指定 [デフォルトの値はブルー]
例:ハイパーリンクの色をブルーに指定する場合は、link="blue"またはlink="#0000ff"

ボディパートの解説
ボディパートでは、再生領域に実際に表示される文字を記述しその文字に対して文字修飾の
タグを記述する。修飾の日本語設定は、<font charset="x-sjis">という指定が必要となる。

文字サイズの設定
文字サイズは、<font size="2">....</font>タグで指定する。
他にも次のような文字修飾タグが使用できる。
<b>...</b>:テキストを太字で表示
<i>...</i>:テキストをイタリック体で表示
<u>...</u>:テキストにアンダーラインが引かれた表示
<s>...</s>:線を引いて消した状態で表示

文字の色設定 文字の色は、<font color="blue">....</font>タグで指定する。
また、RealTextではHTMLで表示可能な定義済みのカラー名か16進法数値での指定もできる。
ただし、ticketapeタイプでは、<tu><tl>タグで指定しなくてはいけない。

<tu>タグと<tl>タグ
これらのタグで囲まれたテキストは、ウィンドウの上端<tu>または下端<tl>に表示される。
ただし、ticketapeウィンドウのみでの機能。

<tu color="blue">...</tu> <tl color="#ff0000">...</tl>タグ
このタグのカラーオプションで指定をすると、その以降同じタイプのタグで囲まれたテキストには
このカラーが適用される。変更するには、同じタイプのほかのタグで指定する必要がある。

URLへのリンク
テキストをURLへリンクさせたい場合は、<a href="URL"...>...</a>タグで囲む。
ターゲット属性(target="...")の指定で、リンクしたURLをRealPlayerで開くか
ブラウザで開くかの指定ができる。
ターゲット属性を指定しない場合は、リンク先URLがブラウザで開く。
RealPlayerで開く場合は<a href ="URL" target="_player">...</a>
ブラウザで開く場合は<a href ="URL" target="_browser">...</a>

e-mailやコマンドへのリンク
e-mailへリンクさせるためには<a href ="mailto:mail_address>...</a>と記述する。
また、コマンド指定は<a href ="command" target="_player">...</a>となり
このコマンドで囲まれたテキストは、RealPlayerのコマンドを処理するハイパーリンクになる。
例えば<a href ="command:seek(200)" target="_player">
現在のプレゼンテーションの200秒目に移動することができる。

時間と位置を示すタグ
RealTextには、ストリーミングテキストの表示や動作を定義するマークアップタグが多数
用意されている。タグの値を指定しない場合は、そのタグのデフォルト値が適用される。

<time begin/>タグと<time end/>タグ
<time/>タグは、プレゼンテーションの開始時間に応じて、テキストコンポーネントの表示
非表示が切り替えられるタイミングを決定する。

<time begin="dd:hh:mm:ss.xyz"/>
<time end=" dd:hh:mm:ss.xyz"/>

このタグは、おもにスクロールもクロールもしないウィンドウテキストで使用される。
開始時間を指定しない場合は、RealPlayerでテキストが表示可能になるとすぐにそのテキスト
を全て表示する。
<time/>タグの値は、duretionと同じように24時間形式で指定する。
例えば、次の値はすべてストリーム開始から90秒後にテキストコンポーネントが起動する場合
の記述となる。

<time begin="1:30:0.0/>
<time begin="90:00"/>
<time begin="5400"/>

endの値(終了時間)を設定したテキストは、指定したendの値に時間が達すると消去され、
endの値を指定しないとプレゼンテーションが終了するか、または<clear/>でウィンドウ全体が
消去されるまでテキストはアクティブ状態を保っている。
1つの<time/>タグの中でbegin属性とend属性を組み合わせて使用することも可能。

<time begin="30" end="50"/>
これは、プレゼンテーションが始まってから30秒後にテキストが表示され50秒後に消去される。

<time/>タグの後にあるすべてのテキストには、新しい値を与えるまで指定したbeginの値
(開始時間)およびendの値(終了時間)が保持される。
一度テキストコンポーネントに終了時間を指定したら、それ以降すべてのコンポーネントで
終了時間を指定する必要があることに注意しなければならない。

<time begin="30" end="50"/>30秒から50秒までのテキスト表示
<time begin="51"/>51秒からのテキスト表示
とした場合は、2行目にendの値が含まれていないため、前のend値"50"が適用され
正しく表示しない。2行目の開始時間が終了時間よりも後となるため表示しない訳だ。
映画の字幕のように、1行のテキストを数秒ごとに新しい行と置きかえる場合は、終了時間は
設定しないで、新しい各行のテキストに適切な開始時間を設定し、後ろに<clear/>タグを付
けた方が好ましい結果が得られるだろう。

<clear/>タグ
前述したように、この<clear/>タグは既存のテキストバッファをクリアして、ウィンドウから全て
のテキストを削除する。
このタグの後ろに続くテキストは、ウィンドウの通常の開始時間から表示されるため、テキスト
がスクロールまたはクロールがおこなわれないウィンドウでは、<time begin="..."/>の後ろ
<clear/>を追加して、新しいテキストが表示される時に既存のテキストを消去することがで
きる。例えば、ストリームが始まってから1分後に古いテキストを消去して「おはようございます」
と表示したい場合は<time begin="1:00"/>....<clear/>おはようございますとすればよい。

<clear/>タグによって、指定した終了時間を過ぎていないテキストを含めその前にある
テキストはすべて削除されるが、テキストの文字やサイズなどの体裁はクリアされない。
例えば<clear/>タグの前のテキストが太文字の場合<clear/>タグの後のテキストも
太文字となる。

<pos x/>タグと<pos y/>タグ
これらのタグでテキストの水平位置、垂直位置を指定する。
<pos x="ピクセル"/>
<pos y="ピクセル"/>

<pos y/>タグは、後ろに続くテキストブロックの左上角の位置を、ウィンドウの上端から指定
したピクセル数だけ下がった位置に移動する。
<pos x/>タグは、すべてのテキストブロックに適用するデフォルトのパディングの2ピクセルに
加えて、指定したピクセル数だけテキストブロックをインデントする。また、両方のタグを組合わ
せて1つのタグにすることもできるので、こちらのタグでの記述がスマートになるだろう。
<pos x="10" y=50"/>

この他、RealTextではHTMLと同様なレイアウトタグを使用することができる。

<p>...</p>:テキストの間にスペースを挿入する。
tickertapeウィンドウおよびmarqueeウィンドウでは、カーソルがウィンドウの右端に移動する。
その他の全てのウィンドウタイプでは<p></p>によって次のテキストが2行下に表示される。
<br/>:テキストの間にスペースを挿入する。
tickertapeウィンドウおよびmarqueeウィンドウでは、カーソルがウィンドウの右端に移動する。
その他の全てのウィンドウタイプでは<p></p>によって次のテキストが次の行に表示される。
<ol>...</ol>:このタグの間のテキストはインデントされるが、番号は付加されない。
<ul>...</ul>:このタグの間のテキストはインデントされるが、黒丸は付加されない。
<li>...</li><br/>タグと同様に動作する。
<hr/>:HTMLの横の罫線と互換性を保つためのタグ。2個の<br/>タグと同様に動作する。
<center>...</center>:このタグで囲まれたテキストは中央に揃えられる。


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