SMILでできること
SMILは1998年に確立されたかなり新しい技術ということもあり、互換性のある配信サーバや
再生プレーヤーはあまり多くな存在していないのが現状で、リアルネットワークス社がRealSystemG2から採用し始めて以来、SMILによるプレゼンテーションが一般化されてきた。
したがって、SMIL=Real Mediaという図式が定着しているようである。
SMILプレゼンテーションが最も発揮されるのは、Flashアニメーション(***.swf)と音声のみの
ナレーション(***.rm)を組み合わせた「エデュケーション&トレーニング」であろう。 このプレゼンテーションは、チュートリアルなどの解説に用いられることが多い。 また、観光案内や企業案内などビデオ化されたものを静止画(***.jpg)とナレーション(***.rm)
を組み合わせ、高画質なプレゼンテーションも増えてきている。
このように、SMILを使えば、大きいサイズでしかも高画質の表現ができるようになるため、 クリップ単体の動画コンテンツにはないプレゼンテーションが可能となる。
Real SystemでのSMILプレゼンテーションとしては、次のファイル形式が扱える。
RealVideo/Audio:RealMediaファイル(.rm .ra)
RealText:テキストファイル(二次元:.rt / 三次元:.r3t)
RealPix:画像ファイル(.rp)
RealFlash:Flashアニメーション(.swf)RealServer8.0からFlash 4にも対応している。
SMILは複数のマルチメディアデータを組み合わせて、一つのプレゼンテーションファイルとなるた
め、メディアクリップ単体を再生させるといったものではなく、タグルールに従ったテキストファイル
を作成する必要がある。
また、複数のメディアファイルを統合するSMILファイルは、希望するプレゼンテーションによっては複雑化していくので、できるだけソースクリップごとに分けたかたちで習得するように心がければよいだろう。
まず基本的な構成を覚えよう
SMILのマークアップは<smil>タグで始まり</smil>タグで終わる。
HTMLでいうところの<html>〜</html>と同じだ。また、<head>および</head>タグによって
定義されるタイトルや著作者などのクリップ情報を記述するヘッダ部分はオプション記述ですが
<body>および</body>タグによって定義されるボディ部分は必須項目となる。
このように、タグで括ることを習得すれば、HTMLを記述することと感覚的には同じと認識しても よいだろう。
注意しなければならないのは、SMILタグと属性の表記は、すべて「小文字」で記述するという ことである。
また、<smil>〜</smil>などのように終了タグを持たないタグの場合は、フォワードスラッシュ
で閉じる必要がある。
例:<audio src="real.rm"/>
<audio src="real.rm"/>のような属性値は、二重引用符で囲む必要もある。
HTMLの記述と同じように、<!--コメントアウト-->といったコメントアウトが使えるため、
各パート部分やクリップを管理する場合など複雑化してきた構成には有効となるので、
SMILファイルの管理上からいっても大いに使ったほうがよいだろう。
例:<!--2001.10.10作成-->とか<!--ここからナレーションが始まる-->
プレゼンテーションにクリップを追加するためには、クリップのタイプと位置を記述するソースタグ
(<audio src="real.rm"/>など)をSMILファイルのボディパート部分に記述する必要がある。
主なクリップタグは次のようなソースタグがあげられる
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クリップタグ |
用途 |
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audio |
RealAudio(.rm .ra)などのオーディオクリップ |
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video |
RealVideo(.rm)などのビデオクリップ |
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animation |
アニメーションクリップ(.swf) |
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img |
JPEG画像(.jpg)GIF画像(.gif)PNG画像(.png) |
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ref |
RealPix(.rp)などの属性によってカバーできないクリップタイプ |
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text |
静的なテキストクリップ(.rt) |
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textstream |
RealTextクリップ(.rt)をストリーミング |
※<audio src="video.rm"/>のように<audio.../>タグを使用してビデオクリップを
指定してもかまわない。
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